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訃報

絶対的セットアッパー、西武・森慎二投手コーチが死去

 

ダイナミックなフォームから剛球を投げ込んだ。奪三振にもこだわりがあった


 西武森慎二投手コーチが6月28日午後0時10分、多臓器不全のため福岡市内の病院で死去した。42歳だった。森コーチは25日、ソフトバンク戦に臨むため午前9時半過ぎにヤフオクドーム入りしたが体調不良を訴え、試合前に福岡市内の病院へ入院した。27日に球団から病気療養のため森コーチの休養と、代わって西口文也二軍投手コーチの一軍合流が発表されていた。

 28日のロッテ戦[那覇]前、辻発彦監督には訃報が伝えられていたが、ナインには試合後に鈴木葉留彦球団本部長が説明。辻監督は「数日前まで一緒に優勝を目指していた仲間。ショックです。つらいです」と声を絞り出した。

 森コーチは1997年、逆指名のドラフト2位で西武入団。3年間は先発、中継ぎ、抑えとフル回転だったが・・・

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