写真=早浪章弘
誰もが完全復活を予感する強烈な弾道だったが、
大谷翔平に笑顔はなかった。7月26日の
ロッテ戦。唐川から帯広の右翼席場外へ140メートルの特大弾を見せた。左太もも裏の肉離れから6月末に昇格して約1カ月。38打席目での特大アーチだったが、本人は淡々と「勝ち越した後だったんで、まあ……」。チームの北海道移転後1000勝に花を添えたが、多くを語ることはなかった。
当たり自体は今季の球界で1、2を争う飛距離を見せつける文句のないものだった。しかし、この一発は・・・
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