7月27日、ソフトバンク戦の試合終了後、楽天のレジェンドマッチが行われ、OB選手たちが元気な姿を見せた。OB戦というと、おなかが出て、ほとんど走れなくなったオジさんたちが登場するイメージがあるが、2005年創設球団だけあって、みな動きがいい。ヒットメーカー・
鉄平がヒットを打ち、大砲・
山崎武司がタイムリーを打ち、守護神・
福盛和男が締める……。見ていたファンの中には「それだけ動けるなら……」と妄想を膨らませた人もいたのではないか。何しろ6月19日の
茂木栄五郎(すでに復帰)に始まり、
藤田一也(7月19日)、ペゲーロ、
岡島豪郎(24日)と主力選手が次々登録抹消。26日、
巨人から加入したクルーズが即活躍し、ほっと一息ついたと思ったら、この日は
松井裕樹、さらに
今江年晶も抹消……。いつも明るい
梨田昌孝監督も「厄払いでもしたほうがいいかな」と表情がさえなかった。