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12球団2017年シーズン回顧

【2017年シーズン回顧】中日・中堅、若手を積極起用で世代交代に一定の成果

 

名参謀として鳴らした森繁和監督が初の指揮官に就任。低迷は脱出できずに5年連続となるBクラスに終わったが、将来を見据えた種まきは徐々に進行している。

[2017年成績]
59勝79敗5分勝率.428
487得点、623失点、打率.247(5位)
111本塁打、77盗塁、防御率4.05(5位)

本拠地最終戦では劇的なサヨナラ勝ち。来季はこの勝利への執念を多く見たい


故障者続出で苦戦


 昨季途中の谷繁元信監督の休養に伴い、代行監督に就任。オフには正式に指揮官となった森繁和監督は就任会見で「次の若い人たちが一つのチームを作り上げるのは、今すぐの1年では難しいのかなという思いがある、どうせ苦しむのならもう一回苦しみましょう」とつなぎの監督であることを強調。チームを根本から改革することを誓った。

 若手育成に重きを置いたシーズンとはいえ、4月23日のDeNA戦[横浜]でバルデスが勝ち投手となるまで、19試合連続で先発投手に白星がつかないなど苦戦。先発3本柱に期待された吉見一起大野雄大若松駿太が前半戦で・・・

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