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2018年 12球団キャンプチェック

【12球団キャンプチェック】2018年ウチはこれで勝負する!西武・分厚い攻撃陣の選手層、激しい競争でさらに底上げ

 

宮崎、沖縄、アリゾナで12球団の一軍春季キャンプが始動した。どの球団も勝利を目指し精力的にメニューを消化しているが、ただ闇雲に汗を流しているのではない。自分たちの戦力を分析したうえで足りない部分を見極め、レベルアップを図る。3月末に幕を開けるペナントレースは、何を武器に戦うのか──。各球団の“強み”を分析すると、それぞれの特長が見えてきた。

キャンプで精力的にバットを振り込む山川。強力打線の中心となる


昨年23発の男もレギュラーではない


 2月3日、宮崎・南郷キャンプ3日目。フリー打撃で昨年23本塁打の山川穂高がスタンドに放り込むたび、観客がどよめいた。豪快なフルスイングで、ポンポンと左翼席後方へ運んだ。視察した侍ジャパンの稲葉篤紀監督もうなる飛距離だった。だが、その山川・・・

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