キャンプからオープン戦と各チームが調整を続ける中で、さまざまな手応えとともに、誤算も出てきた。ここでは週べ担当記者が、開幕までに解決すべきポイントを球団別に選び、検証をする。 高卒2年目の堀瑞輝。指揮官も熱視線を送る18年シーズンのキーマンになりそうな1人だ/写真=山口高明
有原の故障で混迷
昨シーズン、連覇を逃した要因の1つが先発陣の不振だった。開幕直後から試合を作れない投手が続出。4月終了時までの25試合で先発に白星が付いたのはわずかに3試合、スタートダッシュにも失敗した。象徴的だったのが初の開幕投手を任された
有原航平の不振。昨季の1勝目は5月に入ってからと苦しみ、最後まで本調子とはならなかった。それでも10勝を挙げたところにポテンシャルの高さは感じられたが、今季はアリゾナキャンプ2日目に右肩痛を訴えて戦線離脱。開幕には間に合わない。
大きな柱を失った状態で本命なき開幕投手争いは混迷を極め・・・
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