開幕前の低評価を覆す躍進を見せている日本ハム。戦力的には厳しいだろうと見られていたチームは、なぜ勝ち星を重ねられるのか。3つのキーワードから好調の要因を分析してみたい。 栗山英樹監督の勝負に徹した采配。変化を恐れない決断
栗山英樹監督の今シーズンの采配は「思い立ったが吉日」と言わんばかりのスピード感あふれる決断力が際立つ。開幕スタメンは二番に
横尾俊建を起用した。長打が魅力の新たな二番像を期待したが、攻撃の流れがうまくいかないと見るや開幕6戦目以降は打順をすぐに下げた。「今年は待たない」と宣言どおりの起用だった。横尾は早期の復調を目指すため、4月27日に出場選手登録を抹消。今シーズンの“新戦力”の目玉の一人でも早い段階で決断を下した。成長の期待を懸ける選手を我慢しながら一人前に育ててきた過去とは一線を画す。
「今年は何がなんでも勝たないと・・・
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