過去に都道府県出身者別ベスト9選定企画は何度かあったが、今回は、少しテーマを変え、都道府県別の高校出身者の現役選手を中心にベストナインを選んでみた。つまり過去、兵庫組としていた田中将大(ヤンキース)は北海道、大阪組のダルビッシュ有(カブス)は宮城となる。なお、すべては編集部選定、異論・反論もたくさんあると思うが、ひとまずご容赦を。 青森といえば、三沢高の
太田幸司投手。3年夏、69年夏の甲子園大会決勝では松山商高(愛媛)との延長18回引き分け、さらに再試合での熱投も敗戦。甘いマスクもあって女子高生を中心に「コーちゃんブーム」が巻き起こり、近鉄にドラフト1位で入団した。太田の同級生では遊撃手の
八重沢憲一も東映でプロ入りした。
戦前は青森中から
巨人に入った
成田友三郎投手、青森商からは38年にライオン入りし、実働4年で45勝を挙げた
福士勇もいる。戦後の出世頭が、五戸高から52年に巨人入り、大映に移籍した56年に29勝を挙げて最多勝となった
三浦方義だ。青森出身選手として初のタイトル。
弘前実高からは国鉄入りした・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン