過去に都道府県出身者別ベスト9選定企画は何度かあったが、今回は、少しテーマを変え、都道府県別の高校出身者の現役選手を中心にベストナインを選んでみた。つまり過去、兵庫組としていた田中将大(ヤンキース)は北海道、大阪組のダルビッシュ有(カブス)は宮城となる。なお、すべては編集部選定、異論・反論もたくさんあると思うが、ひとまずご容赦を。 今年100回目の開催を迎える「全国高等学校野球選手権大会」に第1回から一度も休まずに地方大会に参加している全国15校の一つである岐阜高の創部は、1883年(84年説もあり)と日本における黎れい明めい期の野球界リードしてきた。そんな屈指の伝統高からは、1952年に
中日入りし、
杉下茂のフォークを全身で捕り続けた捕手、
河合保彦を生んだ。さらに56年に
巨人入りするとV9時代の司令塔として活躍した森昌彦(
森祇晶)も有力OBである。
近年は2014年中日入りの
阿知羅拓馬投手、18年
ヤクルト入りの
沼田拓巳投手の母校である大垣日大高など比較的新しい高校からのプロ入りも増えてきたが、岐阜といえば・・・
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