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出身校都道府県別ベストナイン

【奈良】天理&智弁学園が築き上げた現在に続く確かな伝統の力/出身校都道府県別ベストナイン

 

過去に都道府県出身者別ベスト9選定企画は何度かあったが、今回は、少しテーマを変え、都道府県別の高校出身者の現役選手を中心にベストナインを選んでみた。つまり過去、兵庫組としていた田中将大(ヤンキース)は北海道、大阪組のダルビッシュ有(カブス)は宮城となる。なお、すべては編集部選定、異論・反論もたくさんあると思うが、ひとまずご容赦を。


 甲子園での通算勝利数歴代6位の天理高、同33位の智弁学園高の私学2強が、奈良の伝統を築きながら多くのプロ野球選手を生み出してきた。

 奈良と言えばやはりまず天理高だ。最大の傑作は山口県出身だが1970年に南海入りした門田博光外野手。本塁打王3回、打点王2回を獲得した強打者だ。同期には二刀流で話題となった外山義明投手(元ヤクルトほか)がいる。その後も鈴木康友内野手(元巨人ほか)や藤本博史内野手(元南海ほか)らの強打者を輩出してきた。

 2強のもう一角、智弁学園高からは・・・

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