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広島、2位巨人に3タテで8ゲーム差 マツダでは絶対、負けない!

 

7月20日の試合は最後、下水流がサヨナラ本塁打/写真=早浪章弘


巨人は必然の負け?


 7連勝と勢いに乗っていた巨人。エース・菅野智之、新戦力のヤングマン、C.C.メルセデスと先発陣の安定もあっての上昇機運だけに、首脳陣も心強かったはずだ。

 しかし、首位・広島に5ゲーム差と詰めての7月20日からの直接対決3連戦は、まさかの結果となった。初戦、予想は広島・大瀬良大地、巨人・菅野だったが、ともに回避し、広島は野村祐輔、巨人は山口俊を先発マウンドに送った。内実は分からないが、巨人サイドに「3連敗は避けたい」の思いがあったのかもしれない。エース対決で重圧のかかる初戦ではなく、2戦目に万全の菅野を送り、必勝を期す策だ。

 巨人が慎重になるのも分かる。マツダ広島で今季0勝6敗、しかも前年から9連敗だ。選手にも、赤で覆われたスタジアムへの苦手意識があった。ただ、今季の広島は決して・・・

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