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野球界を支える舞台裏の仕事人

阪神一軍サブマネジャー・清水誉 野球界を支える舞台裏の仕事人

 

試合前練習から試合までスムーズにスケジュールが進むことが、一番大切なことかもしれない。阪神のサブマネジャーの清水誉さんは、元阪神捕手。今季で現職2年目を迎えた。選手たちが何のストレスもなくプレーに集中できるかを考え、環境作りに試行錯誤する日々を送っている。
取材・構成=椎屋博幸、写真=石井愛子


周囲を生かしながら


 用具係として遠征前と後の荷物の管理。練習前の準備から、ユニフォームの配布など、細かい作業を行っている清水さん。この作業がなければ球団も選手たちも試合に向け、大きなストレスを抱えるかもしれない。それくらい重要で、なくてはならない仕事なのだ。

 この仕事に就いて2年目になりますが、現役時代にサブマネジャーがここまでいろいろなことをやるとは分かっていませんでした。仕事の内容は本当に多岐にわたるんですよ。

 ホームゲームで、遠征から帰ってきたときは、遠征先から帰ってきたチームの荷物や道具を積んだトラックが甲子園に着きますので、その到着を待って、荷物おろしから1日が始まります。

 その後は、試合前練習で使用するボールや用具をグラウンドに出し、センター方面に打球を防ぐための投手用ネットを張り、打撃ゲージ2カ所分を設置するなど、観客や報道陣の目に見える部分での仕事もあります。これなどは・・・

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