野球界で当たり前のように使われている言葉やプレー。「結局、それってどういうこと?」と聞かれると、意外にうまく説明できない事象を、データや数字を使って解析していく。第20回のテーマは「オリックス・ディクソンのナックルカーブ」だ。 “高速”ナックルカーブを軸に投球を組み立てている。ディクソンの“高速”のナックルカーブはやはり大きな武器だ
フォーシームに対して約92%の速度を誇るカーブ
前回は球界屈指のゴロピッチャーである
阪神・
小野泰己投手を分析しましたが、今回も同じく球界でもトップクラスのゴロ率を誇るゴロピッチャーである、オリックス・ディクソン投手の投球データをひも解いていきましょう。
図1 ディクソンの球種割合(2018年) データ提供●(株)共同通信デジタル ※記録はすべて8月27日現在
ディクソン投手と言えばナックルカーブが代名詞です。その球種割合は・・・
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