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阪神・北條史也インタビュー もう悔いは後に残さない 「1打席を大事にして、相手に嫌がられる打撃でチームに貢献する」

 

7月に一軍昇格してから25試合連続出塁を果たす。「しぶとい」打撃を身に付け北條史也が猛虎打線に帰ってきた。失敗しても「前向きに」と切り替えた気持ちが、いい結果をもたらしている。
取材・構成=椎屋博幸 写真=石井愛子(インタビュー)、前島進 ※成績・状況は9月7日時点


【心を変えた言葉】ミスが出ても、次を考える


 昨年「遊撃のレギュラーは北條」と誰もが思っていた。だが、開幕すると大不振。その要因はネガティブな気持ちだった。今季は開幕は二軍で迎える。このままプロ野球人生は終わるのか? そんなときに試合後のミーティングで、心の持ち様を変えるある言葉が、矢野燿大二軍監督からもたらされた。

 昨年は全試合出場を目標にしながら、成績をまったく残せませんでしたので、本当に悔しいシーズンでした。1年を振り返ってもメンタル面、技術面、両方ともまだまだだったと思いました。一番大きな反省は気持ちの部分です。試合の中でミスをすると、そのミスをずっと引きずっていました。

 その反省も踏まえ、今季はとにかく・・・

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