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2018ドラフト候補

「名」「実」より「腕」。独立リーグの注目株/四国アイランドリーグplus編

 

昨年までにNPB12球団からドラフト指名された国内独立リーグの選手は延べ90人。昨年の3巡目指名で徳島から西武に入団した右腕、伊藤翔は今季一軍で3勝を挙げている。年齢も経歴もさまざまだが、誰もがNPBでのプレーを夢見て腕を磨く日々。今年も隠れた逸材たちが「運命の日」を待っている。


大注目の150キロ右腕NPB相手にも結果[四国アイランドリーグplus]


 2017年、四国リーグからは2人がNPBへの扉をこじ開けた。徳島の伊藤翔が西武から3巡目で、同じく徳島の大藏彰人が、中日より育成枠1巡目でドラフト指名を受けた。ともに徳島に入団1年目での快挙。これで通算52人のドラフト指名選手が誕生したことになり、伊藤はすでに今シーズン、一軍で2勝を挙げている(9月15日現在)。この18年も、四国リーグは投手を中心に指名の瞬間を待つことになりそうだ。その一番手は、徳島の鎌田光津希(敬愛大)である。

 横芝敬愛高では伊藤の3年先輩に当たる。徳島の編成スタッフは、伊藤を迎え入れて西武へ送り込む過程で、当時最速149キロを誇っていたこの速球派右腕にも目を付けていた。鎌田が大学の次の進路に四国リーグを選んだのは、伊藤の西武入団が強い追い風になっていたことは間違いない。

 今年の四国リーグにおいて・・・

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