週刊ベースボールONLINE

パ・リーグV争い獅子を追う2チーム

ソフトバンク・1年前にリーグVを決めた地で、先発ローテ再編が裏目に……

 

残り試合が20を切り、1試合も落とせない中で迎えた大事な連戦。首位西武と、2位ソフトバンク&3位日本ハムの2チームとでは、明暗分かれる形となった。
写真=高塩隆


最高の舞台で西武を追い詰めるはずが……


 1カ月前に「11.5」まで広がったゲーム差は、みるみるうちに縮まった。これが前年王者の底力。ソフトバンクは破竹の勢いで天王山にまでこぎ着けた。工藤公康監督は「大事な3連戦なのは間違いない。ただ、3試合と見るよりとにかく一試合一試合。まずは明日。明日をどう戦っていくかが何より大事。明日が終われば明後日。一試合もムダにしないように戦う」と威勢良く敵地に乗り込んだ。9月14日に西武が楽天を破り3.5ゲーム差となったため、順位の入れ替わる可能性がある「首位攻防戦」とはならなかったが、メットライフドームは3連戦いずれもチケット完売と天王山にふさわしい最高の舞台は整った。

 15日の初戦。エースの菊池雄星を“回避”させた西武に対し、ソフトバンクは真っ向から千賀滉大で挑んだ。ただし、不安も・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング