写真=山口高明
CS進出を絶対にあきらめない。敗れれば4位後退の可能性もあった9月22日の
ヤクルト戦(東京ドーム)で、先発のマウンドに立った
菅野智之が燕打線を5安打に抑え、キャリアハイを更新する今季6度目の完封で13勝目を挙げた。5対0の9回二死一、二塁の場面では「ここまできたら1点でも取られたら意味がないので、完封にこだわって投げました」と、
西浦直亨に対し149キロ(この日133球目)のファストボールで押し込んで中飛に。シーズン6度のシャットアウトは1995年の
斎藤雅樹(現一軍投手総合コーチ)以来23年ぶりと、まさにエースの貫録。東京ドームでシーズン完封5度は、球団最多となった。この試合で3位を死守も、チームは負けられない戦いが続く。チームの全日程終了まで残り3試合の登板が見込まれる菅野は、「1つでも上の順位にいくことがチームとしての目標なので、しっかり先頭に立って頑張ります」と頼もしい。なお、チームのシーズン完封記録は89年の・・・
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