順風満帆のプロ生活ではなかった。紆余曲折の末に常勝軍団のエース格に上り詰めながら、国指定の難病に侵される。それでも不死鳥のように奇跡の復活を遂げた雄姿を、ファンは決して忘れない。 近大では「江夏2世」と呼ばれた
大隣憲司は数球団の激しい争奪戦の末、プロの世界に足を踏み入れた。「1年目から結果を残すことしか考えていません」と左腕に自信はあった。京都学園高(旧京都商高)の大先輩・
沢村栄治の名を冠した「沢村賞」を狙うと言ったこともある。
だが、甘くはなかった。ソフトバンクで2年目の2008年に11勝したが、入団5年目までは通算28勝。一番の原因は・・・
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