11月27日、都内のホテルでNPBアワードが開催された。ファーム部門の表彰では、小社選定のビッグホープ賞も選出され、イースタン・リーグは阪神の島田海吏投手、ウエスタン・リーグは阪神の島田海吏外野手が受賞した。その2人に受賞の喜びと来季への抱負を語ってもらった。 取材・構成=椎屋博幸 写真=BBM ファームでは26個の盗塁を決め、走力の高さを示した。だが一軍では盗塁企画は1と一軍のレベルの高さを知り、課題を克服し来季一軍での活躍を目指す
5年連続盗塁王の赤星憲広氏が着けた「53」を背負いルーキー1年目を駆け抜けた島田海吏。足の速さはチームNO.1だ。今季の二軍成績はチーム最多の101試合に出場し、盗塁数はウエスタン2位の26盗塁を決め、自慢の足は日々向上を見せている。来季の活躍が大きく期待される島田は、一軍12試合で得た経験と受賞の喜びを糧に、来季一軍でのブレークを狙っている。 この賞を頂けると聞いたとき「僕でいいの?」が最初の感想です。プロ1年目はすべて勉強の毎日で、ただ必死にやってきただけで、賞をもらえるような活躍はしていないので……。
僕自身、今季二軍で26個の盗塁を決めましたが、前半戦は失敗も多く(シーズン19個)もっと成功の確率を高めていく工夫をしながら「チャレンジする」を課題に取り組みました。スライディングのスピードはそれなりになったと思います。その中で・・・
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