2017年のWBCでは準決勝のアメリカ戦[ドジャー・スタジアム]を含む3試合に先発した/写真=BBM
11月の上旬に日米野球が行われました(侍ジャパンが6戦5勝1敗!)。残念でしたが、僕は扁桃腺(最近は扁桃と言うそうですね)の除去手術を行ったため、参加は辞退とさせてもらいました。お医者さんとも相談の上、2019年シーズンを万全の状態で迎えることを考えると(自主トレ期間も考慮)、シーズンが終わってすぐのタイミングで手術を受けることが最善と結論が出たからです。
そもそも、扁桃腺と聞いてピンとくる方、「それ、何?」と思う方、それぞれだと思います。扁桃腺(※形が似ていることから、扁桃=アーモンドという意味だそうです)は舌の付け根の両側にある、こぶのようなリンパ組織で、ウイルスや細菌などの病原菌から体を守る役割を果たしています。人は皆それぞれに扁桃腺を持っているのですが、僕はこれをよく腫らして発熱するタイプで(しかも高熱が出ます)、「ピンとくる方」は同じタイプの悩みを抱えているのではないでしょうか。
症状のまったく出ない方も多いそうですが、僕は以前から予告なく突然やってくる扁桃腺の腫れに悩まされていました。「マズイ……」と違和感を覚えたときにはもう遅い。抗生物質を飲んで多少はコントロールできるものの、勝負所で出てしまっては100%のパフォーマンスどころではありません。加えて抗生物質は体に良い菌も殺してしまうそうで、本音を言えばあまり飲みたくはないんです。そこまで頻繁に症状が現れることはなかったのですが、今季はこれまでと比較して特に「怪しいな」と思う場面が多く、これ以上プレーに影響がないようにしたいと考えて、このオフ、手術をして除去することを決めたのです。
結論から言うと・・・
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