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廣岡達朗連載「やれ」と言える信念

廣岡達朗コラム「病気になって初めて分かる食生活の間違い」

 

今年86歳になったが、その舌鋒は健在だ


 野球界には、トレーナーと称される人間が格段に増えた。われわれの時代には、1球団に1人、ないし2人いれば、それで十分に事足りた。実際に専門家が多ければケガ人が減るかというと、そうではない。むしろ、数が多いほど故障者が増えるのが実情である。

 医者と患者の関係にしても一緒だ。医者が増えても病人は減らない。なぜ、こうした現象が起こるのか。

 人間というのは、若いうちは免疫力が強いから、何を食べても体が消化できる。ステーキなど動物性タンパクの強いものを食べたいだけ食べられる。しかし、年を取ってくるにつれ、あるとき・・・

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