2019年に新天地に活躍の場を求めた移籍選手インタビュー。前号(1月7・14日合併号)で掲載した日本ハム・金子弌大選手の後編をお届けしよう(→前編はこちら)。新シーズンを迎えるにあたり、取り組み始めた新たなトレーニングの内容や、改名のワケなど、オリックス時代から親交のあるスポーツアンカーの田中大貴氏が聞いた。 インタビュアー=田中大貴(スポーツアンカー) 構成=坂本匠 写真=石井愛子、BBM カネコはリンスカム?
──インタビュー前編では日本ハム移籍の理由や、中継ぎを希望していることについて触れてきました。シーズンオフの11月、12月には新たにトレーニングジム『トータル・ワークアウト』でトレーニングを開始、これまでにあった右肩の不安がなくなり、かなり良い状態を維持していると聞きます。さらにこのまま状態が上がれば、「沢村賞を獲った2014年に近いパフォーマンスを出せる自信がある」とも話してくれました。あらためて、このオフはどんなことを意識してトレーニングをしていたのか教えてください。これまでとは異なり、ボールも投げ続けていて、12月の頭の時点では130キロ後半も記録したそうですね。
金子 投げ続けるところを考えると、いろいろな要素が必要になってきます。柔軟性もそうだし、安定性、筋力の強さ、いろいろなことがあるんですけど、結局のところ、体のアライメントというか、コンディショニングが何だかんだ一番大事。それが整っていれば、自然と筋力もついてくるし、良い投げ方もできるし、仮にコンディショニングがちょっと悪くなっても戻せる位置にいれると思うんです。それが18年のシーズン中は悪い状態で無理やり投げていたので、余計体にも負担が掛かるし、それが今、改善されつつあるので、ちょっと悪くなってもすぐに戻せる感覚があります。
──『トータル・ワークアウト』のケビン山崎トレーナーにはどんなことをアドバイスされているのですか。
金子 いろいろなことをアドバイスいただいているのですが、一番は・・・
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