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2019ドラフト候補

藤野隼大(立大・捕手) プロか社会人か、結論は今春だ

 

強肩が持ち味。進路が注目される


 現実路線を歩んできた野球人生である。藤野隼大は3年秋のシーズン終了を一つの区切りとして、卒業後の進路について考えるつもりでいた。

 しかし、明確な結論は出なかった。

「(大学)ジャパンにも選ばれて、周りからも『(プロに)行けるよ』と言われますが、自分の中ではまだ、手応えがないんです。仮にこのまま行けたとしても、成功しないのでは、と。自分の中で本気でやっていけるという現実味を持てれば、プロ野球を目指したいと思います」

 経済学部に在籍する藤野はすでに、4年春までには卒業単位を取得できる計算にあるという。ゼミではマーケティングを専攻。学業、野球におけるエリートは「野球以外の道もあるかな」と、デベロッパー、広告業界にも興味を抱いていた。ただ・・・

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