強肩が持ち味。進路が注目される
現実路線を歩んできた野球人生である。
藤野隼大は3年秋のシーズン終了を一つの区切りとして、卒業後の進路について考えるつもりでいた。
しかし、明確な結論は出なかった。
「(大学)ジャパンにも選ばれて、周りからも『(プロに)行けるよ』と言われますが、自分の中ではまだ、手応えがないんです。仮にこのまま行けたとしても、成功しないのでは、と。自分の中で本気でやっていけるという現実味を持てれば、プロ野球を目指したいと思います」
経済学部に在籍する藤野はすでに、4年春までには卒業単位を取得できる計算にあるという。ゼミではマーケティングを専攻。学業、野球におけるエリートは「野球以外の道もあるかな」と、デベロッパー、広告業界にも興味を抱いていた。ただ・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン