社会人野球の雄、日本生命を完封
「今日は河野に尽きる」
JFE西日本の山下敬之監督がそう語ったのは11月に行われた日本選手権、準々決勝に勝利した直後のことだ。相手は日本生命。社会人野球屈指の強豪チームを完封したのだから、指揮官の言葉にも実感がこもる。
勝利の中心にいたのが20歳の左腕。
河野竜生が、本当の意味でチームから“エース”と認められた瞬間だったのかもしれない。
大会での河野は初戦で先発を担い、宮崎梅田学園を無失点に抑えた。打たれたヒットは、わずかに3本。13奪三振の完封劇だった。すでにその時点で、エースとしての貫録は十分だったが、その色合いを濃くしたのが・・・
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