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2019ドラフト候補

片山勢三(パナソニック・内野手) 長打を誇る右の大砲

 

巨体から繰り出すパワフルな打撃が持ち味


 社会人野球でのデビュー戦では強烈なインパクトを残した。昨年3月の東京スポニチ大会。予選リーグから四番に座った片山勢三は、セガサミーとの1戦目で二塁打を放った。打った相手は、2018年のドラフトで西武から6位指名を受けた右腕・森脇亮介である。内角への厳しい球をとらえて左翼線へ運んだ一打。片山が持つ能力の一つである「柔軟なバットコントロール」を垣間見た。

 2戦目となった日本通運戦では、その柔らかさを生かしながら、持ち前のパワーも見せつけた。2ランアーチとソロアーチ。左中間、そして右中間へと特大弾を放った。チームは予選リーグ敗退となったが、片山のバッティングには大きな・・・

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