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2019自主トレWIDE

ヤクルト・青木宣親 絆深まった“チーム青木”@アメリカ・ロサンゼルス

 

球春到来を告げる2月1日のキャンプインまで10日を切った。各地では自主トレ真っ盛り。ここでは今季、日本球界の主役になるであろう4選手のトレーニングに密着した。

充実のトレーニングの日々を過ごし、結束を深めた「TEAM AOKI」。左から西浦直亨上田剛史青木宣親宮本丈村上宗隆


「チーム青木」が充実の時を過ごした。ヤクルトの青木宣親がアメリカ・ロサンゼルス郊外で上田剛史、西浦直亨、宮本丈、村上宗隆の5人で、1月上旬から合同自主トレーニングを敢行。2017年までメジャーでプレーした青木は「自分は一昨年までいて最近のことのように感じるけど。気候も違うし、リフレッシュして野球がやれた。体力は全然負けてない。オレが一番やれている」と笑顔に充実感をにじませた。

 毎日が、野球がうまくなるための24時間だ。全員が青木の所有する家に泊まり込みで生活し、練習は近郊の大学の球場を使用。屋外では青木が若手たちにノックを行い、フリー打撃では上田や西浦らが打撃投手を務めるなど、互いに助け合いながら練習を進める。雨の日は屋内での打撃練習が中心。マシンや打撃投手を相手にバットを振り込む間、互いに打撃フォームを動画で撮影してチェック。特に体の使い方や打撃理論に詳しい青木からの一言一言には、一同が真剣な表情で耳を傾けた。主に自重で行う筋力トレーニングもハードだ。

 家に戻れば和気あいあいで、昨季ルーキーだった宮本と村上は先輩3選手からかわいがられた。リビングの円卓での自炊の食事では他愛もない雑談をしていても、いつの間にか打撃談義になる。リビングに置いてあるバットに自然と手が伸び、素振りが始まることも日常だ。

 上田は「青木さんは常に前を向いてどん欲に高いところを目指している」と尊敬のまなざしを向けると、西浦も「いい練習内容でできている」と充実感をにじませる。宮本は「これだけ打ってる人でもこれだけやってるんだなと思った」と青木のストイックな練習態度に驚嘆した。そして村上も「この自主トレに来てよかったと思えるようなシーズンにしたい」と目を輝かせる。

 青木の37歳の誕生日だった1月5日には4選手が「TEAM AOKI」の文字とそれぞれの背番号が入った全員おそろいの特注帽子をプレゼント。絆も深めた。

 今季のチームスローガンは「躍進」。そのためにはチームの底上げは必要不可欠だ。青木は「別に今年が2位からスタートするわけじゃないけど、自信にしていってほしい。優勝するためにステップアップしていってほしい」と主軸として若手へエール。「チーム青木」の活躍が「躍進」のカギを握るかもしれない。

【ほかメンバー】
上田剛史[ヤクルト/外野手]
西浦直亨[ヤクルト/内野手]
宮本丈[ヤクルト/内野手]
村上宗隆[ヤクルト/内野手]

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