早くも中盤に差し掛かっている12球団の春季キャンプ。今週号前半は「新戦力」にテーマを絞って注目選手を紹介したが、ここでは本誌の球団担当が、各チームのキャンプ序盤で光った男たち、大きく成長している男たちをMIP(もっとも印象的なプレーヤー)として選んでみた。 ※年齢は2月10日時点 オリックス・吉田正尚 目指すは「全打撃タイトル」。群を抜く存在感で熱視線を独占
力強いスイングから放たれるキレイな弧を描いた打球がスタンドへ。打撃ケージに入れば、スタンドの歓声も一際大きくなる。そんな周囲の熱視線をよそに、一心不乱にバットを振り込むのは目指すべきものがあるからだ。「すべての打撃タイトル争いに加わりたい」。さらなる飛躍を誓い、オフにバットを改良。ボールの弾きの良さと柔らかさを併せ持つ“イエローバーチ”の木材はそのまま、振り抜きやすさを重視してバットの中間部分を細くした。新たな相棒を手に「センター方向へ強い打球」を意識してキャンプを送り・・・
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