週刊ベースボールONLINE

2019シーズン大展望

西武・苦しい投手陣を打線がカバー 僅差の試合を拾うこともカギ/開幕直前戦力分析

 

投手陣に弱さが見られるだけに、今季も昨季同様に秋山らを中心に打線がカバーしたい


【投手力&守備力】


 2連覇を目指すには昨季リーグワーストのチーム防御率4.24に沈んだ投手陣の立て直しは避けて通れない。エース・菊池雄星が抜け、昨季最多勝に輝いた多和田真三郎は大黒柱として期待され、開幕投手にも指名された。3年目の今井達也、ドラフト1位の松本航ら若手の台頭も不可欠で、ソフトバンクとの開幕カードを任される可能性も高い。榎田大樹内海哲也の両ベテランが出遅れ、先発陣の台所事情は厳しいが、新外国人のニール高橋光成らも控えており、頭数は何とかそろいそうだ。

 救援陣では昨季途中加入でリーグ優勝に貢献したマーティン、ヒースの両助っ人も健在。脇を固める増田達至平井克典らも順調な調整を進めている。守備面では2年目で遊撃のゴールデン・グラブ賞を獲得した源田壮亮を中心に堅実な内野陣。外野は主将の秋山翔吾に加え、金子侑司木村文紀と守備力に定評のある選手が名を連ね・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング