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2019シーズン大展望

巨人・先発陣そろうも“後ろ”が不安/開幕直前戦力分析

 

4年ぶりに指揮を執る原監督。百戦錬磨の名将は戦力をどう生かす?


【投手力&守備力】


 先発ローテーションは絶対的エースの菅野智之を筆頭に山口俊、T.ヤングマン、C.C.メルセデスの4枠はほぼ確定。残り2枠も決定は間もなく。新人のドラフト1位・高橋優貴はブルペンではスクリューに注目が集まったものの、実戦を重ねるにつれて「スライダーも使える」(宮本和知コーチ)と実戦向きな部分が評価の対象に。昨季6勝を挙げて開花を予感させる今村信貴や、16、17年と2年連続2ケタ勝利の田口麗斗、キャンプは二軍スタートとなった畠世周らとともに、残りの2つのイスを競っていくことになる。広島との開幕3連戦は初戦から菅野、ヤングマンで3戦目は対広島昨季2勝の今村が有力視される。

 一方でブルペン陣には不安が残る。長年屋台骨を支えたS.マシソンが体調不良で来日が遅れ、開幕は絶望。3月になって実戦デビューしたクローザー候補の新外国人R.クックも未知数と言わざるを得ない。勝利の方程式入りが期待される吉川光夫、好調を維持する3年目の大江竜聖ら・・・

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