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2019シーズン大展望

ヤクルト・開幕ローテにやや誤算も強力打線に期待の新戦力/開幕直前戦力分析

 

良い意味で小川監督[左]は頭を悩ませるかもしれない


【投手力&守備力】


 慢性的な先発コマ不足も、新戦力加入によりクリアされたはずだった。だが、開幕2週間前に新外国人のスアレスが練習中に右足首を負傷。開幕先発ローテから外れることになった。3月9日のソフトバンク戦(タマスタ筑後)では4回2安打1失点、5奪三振の好投を見せていただけに、痛い離脱となった。

 開幕投手は小川泰弘が務める。さらに2戦目の原樹理、4戦目のブキャナンまでが確定。39歳のベテラン左腕、石川雅規も結果を残しており、日本ハムから移籍してきた高梨裕稔も有力候補だ。残り2枠は高橋奎二星知弥らで争うことになる。

 救援陣は抑えの石山泰稚、中継ぎの近藤一樹が中心。新外国人のマクガフ、10年ぶり古巣復帰の五十嵐亮太らで厚みを増すことができるか。

 守備では西浦直亨山田哲人の二遊間コンビが軸となる。正三塁手の川端慎吾は二軍調整を続けており、2年目の村上宗隆の抜てきも・・・

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