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2019シーズン大展望

オリックス・若手主体で経験不足に不安も投打ともに“中軸”が固まる/開幕直前戦力分析

 

四番・吉田正を中心にクリーンアップは強力に


【投手力&守備力】


 若い力で勢いを生む。開幕先発ローテは山岡泰輔東明大貴榊原翼アルバース、松葉大貴、山本由伸の6人が濃厚。うち5人が20代とフレッシュな面々が並ぶ。開幕投手はチーム副主将を務める山岡だ。3月2日に西村徳文監督から伝えられ「素直にうれしい。でも、うれしいだけで終わらないようにしたい」と静かに燃える。戦いの舞台・札幌ドームは過去1勝3敗と分が悪いが、唯一の1勝は昨年9月15日に挙げた完封勝利と、悪いイメージは払拭済み。チームは開幕戦7連敗中なだけに、初の大役を勝利で飾りたい。

 問題は救援。山本の先発再転向で、セットアッパーが固まらず。近藤大亮黒木優太が故障離脱し、9回の増井浩俊へのつなぎ役として、吉田一将澤田圭佑岩本輝らが候補に挙がるが、適任者は現れるか。競った展開を勝ち抜くためにも、安達了一福田周平の二遊間に中堅・西浦颯大とセンターラインが・・・

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