3/12教育リーグ[鎌ヶ谷]/写真=川口邦洋
真っ向勝負で挑んだ全20球だった。
日本ハム・
吉田輝星の対外試合デビュー戦は見ていてすがすがしくもあり、小気味いいものとなった。3月12日の
楽天との教育リーグ(鎌ケ谷)。出番は7回。「今日は真っすぐで勝負していこうと思っていた」。バッテリーを組んだ
郡拓也とも相談の上、直球で腕試しすることを決めていた。最初の打者はヒメネス。外国人打者を相手に臆せずストレートを投げ込んだ。やや力み、最後は外角低めに外れて四球。それでも心は折れない。
続く打者は長距離砲の
岩見雅紀。大きな体から繰り出されるフルスイングに負けじと6球の真っすぐを外角中心に投げた。最後の1球だけ高めに浮いたが、球威十分に岩見のバットは空を切った。躍動感ある投球フォームからは打者を絶対に力でねじ伏せるんだという強い覚悟も垣間見えた。実際「もう直球で打たれたらしょうがないなというイメージで勝負していこうと思った」と振り返るように・・・
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