週刊ベースボールONLINE

57人の海を渡った男たち

【平成28〜31年】メジャー新時代を大谷が切り開く/平成日本人メジャー奮闘史

 

1995年(平成7年)、野茂英雄がドジャースでメジャー・デビューを果たしてから24年。平成最後の年となった今季、菊池雄星がマリナーズに移籍した。これまでに57人の日本人選手がメジャー契約を交わし、MLBの歴史に名を刻む選手も出ている。“平成”で活躍をした日本人メジャーたちを振り返っていく。
写真=Getty Images


メジャーの常識を覆す二刀流・大谷がエンゼルスへ


 2016年は、広島のエース・前田健太がポスティングシステムで強豪ドジャースへ入団。安価な年俸でのサインだったが、出来高が多く、その総額が話題となった。前田は、現在地区6連覇を達成しているチームで先発の一角として活躍中だ。17、18年とワールド・シリーズ進出を果たした中では、勝ち試合でのリリーバーとして大活躍を見せた。

 17年には、ロッテから戦力外となった中後悠平がマイナー契約でダイヤモンドバックスからのメジャーを目指したが昇格することができなかったことで、1995年から毎年続いた日本人選手のメジャー挑戦が途絶えることになった。

 18年はFAでオリックスから平野佳寿がダイヤモンドバックスに移籍。リリーバーとして勝利の方程式の一角を担う大活躍。日本人メジャー投手の最多・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング