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高知・石井大智が15奪三振/四国ILリポート

 

2試合連続で被安打1、無失点投球と好スタートを切った高知・石井


 高知の2年目右腕、石井大智(秋田工業高専)に注目が集まっている。

 開幕戦となった対徳島前期1回戦(4月6日、高知市)で先発し、いきなり1対0の完封勝利をやってのけた。しかも、あわや完全試合達成となる被安打1、無四死球、15奪三振の快投ぶりだ。

 2度目の登板となったのは12日、初対戦となる香川とのビジター3連戦(丸亀市)の初戦である。

 序盤から4者連続三振を奪うなど、まるで前回の登板がフロックではないことを証明するかのような好投を披露する。8回を投げ無失点、香川打線を四番・クリス(稲垣将幸/中央学院大)の単打1本に封じ込め、11個の三振を奪った。試合は0対0のまま引き分けに終わっている。

「今日は本当にたまたまで。正直、体調があんまり良くなくて。いま、頭とノドが痛くて……」

 謙遜しているのかと思ったが、話を聞くと選手寮でチームメートから風邪をうつされ・・・

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