令和の時代に入り、プロ野球界にもヤクルト・村上宗隆やオリックス・山本由伸など、新たな時代の主役にふさわしいフレッシュな力が台頭を始めている。ここではすでに主力となった2人以外に、活躍を見せ始めているブレーク必至のプロスペクトたちを一挙紹介しよう。 ※記録は2019年5月12日時点。満年齢。 巨人・中川皓太 ブルペンの柱へ――
4月21日以降、首位を走る巨人だが、順風満帆に航海を続けているわけではなかった。一番・二塁で斬り込み役(出塁率.432)を担い、開幕ダッシュのけん引車の1人となっていた
吉川尚輝が腰部の痛みのために14日に登録を抹消。守っては中継ぎ陣が失点を重ね、加えてクローザーのR.
クックまでもが右ヒジ違和感で23日に登録を抹消されている。一時は3位まで転落。そんな状況で、投打の救世主となっているのが、2016年入団の同級生コンビ、中川皓太(ドラフト7位)と
山本泰寛(同5位)だ。
昨季限りで引退をした通算273ホールドの
山口鉄也を彷彿(ほうふつ)させる働きを見せるのが左腕の中川。中継ぎ陣が防御率4.31と苦しむ中、開幕第2戦(
広島戦、マツダ広島)の初登板から15試合連続無失点中だ。開幕直後、
原辰徳監督は勝ちパターンを模索していたが・・・
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