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令和元年の指揮官を読み解け!

日本ハム・栗山英樹(第25代監督) 独自路線を貫く新時代の指揮官/監督徹底分析

 

元号が平成から令和に変わり、各チームの戦いも40試合に近づいている。今回は令和元年を指揮する監督たちに迫ってみたい。
※記録は5月12日現在


既存の常識にとらわれない采配


 プロでの指導経験なしで就任1年目からリーグ優勝。2016年にはチームを10年ぶりの日本一に導いた。栗山マジックとも呼ばれる常識にとらわれない采配で、チームをふたたび頂点へと導く。

 就任8年目を迎え、巨人原辰徳監督に次いで2番目の長いキャリアとなった。これまでに2度のリーグ優勝、1度の日本一を達成。Aクラスは5度。限られた補強費の中で球団フロントが的確にそろえた戦力を有効活用しながら、洗練された戦略で結果を残し続けている。

 何事も常識と呼ばれる物事に対して一定の距離を保つのが就任時からの変わらないスタイル。「自分のやっていることが正しいとは思わない」。自己評価であり、信念とも呼べる言葉だ。常識と真実は一致することもあれば、違うこともある。その采配が・・・

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