元号が平成から令和に変わり、各チームの戦いも40試合に近づいている。今回は令和元年を指揮する監督たちに迫ってみたい。 ※記録は5月12日現在 奇をてらわず組織で勝つ
就任2年目にカープを25年ぶりの優勝に導くと、そこから球団史上初の3連覇を達成。4連覇と日本一を目標に今季に挑む。 就任2年目で25年ぶりのリーグ優勝を達成すると、そこから球団史上初の3連覇。通算勝率.580の成績は、もう、平成を代表する名将といっていいだろう。
ただ、過去に名将と言われてきた幾多の監督のように濃いカラーがあるかといえば、そういったものはあまり見えてこない。その野球のスタイルが「三原魔術」や「野村ID野球」のごとく語られることもなければ、監督のキャラクター自体が「智将」や「闘将」といったふうに語られることもあまりない。
「投手を中心に守り勝つ野球」を掲げ、その戦術は奇をてらわずオーソドックス。攻撃では、自身も現役時代に足を武器にしており、
広島伝統の機動力野球も使うが・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン