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吉田正尚の頂ロード Road to Top

吉田正尚コラム「大事なのはリズム。無意識のルーティンが一番」

 


自分のスイングの最終確認と準備


 いきなりですが、みなさんはルーティンってありますか?

 朝、起きてから必ず食べるものや、夜、寝る前に必ず行うこと。自分でも知らず知らずのうちに習慣になっているものもあると思います。ちなみに僕は朝に“白湯”を飲みます。体に良いということもありますが、一番の理由は気持ちを入れること。「よし、今日も一日が始まるぞ!」と思えるので、まずは白湯を飲んで1日を始めているんです。

 プレーでもルーティンが2つあります。1つはネクスト・バッターズサークルから打席に向かうまでのもの。集中力を高めつつ、気持ち良く打席に入るために、下の写真の一連の動作は、いつも打席に向かうときに欠かさず行っているんです。写真[1][2]のつま先にバットを当てるのはリズム良く打席に向かうためで、大きな意味はありませんが、[3]〜[8]の二度のスイングには意図があります。“二度、スイングする”ことは高校時代から変わらぬルーティン。それも、1回目と2回目のスイングは同じではありません。まず[3]〜[5]は上から下のスイング軌道。コラム3回目(テーマ「3つのスイング」)で紹介した「3つのスイング」の・・・

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