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追憶と哀愁のロストボールパーク

広島市民球場(1957年-2010年) 熱き鯉党の聖地

 

ボロだけど味わいがあって大好きだった球場、父親に初めて連れて行ってもらった球場、仕事帰りによく立ち寄った球場、初めてデートした球場──。その幾多の景色は私たちの記憶の中に息づいている。いまはもうなくなってしまった追憶と哀愁のロストボールパーク。野球ファンに愛された11球場の情景を辿る。
各球場の年数は開場年と閉場年。紹介した球場はフランチャイズ終了球場。一部現存球場あり

夕方になると一塁側ベンチに強烈な西日が差し込んだ


 原爆投下の爆心地、原爆ドームの近くに建設され、広島市民にとっては復興のシンボルとされた。かつては球場内の設備の不備などから、酒に酔ったファンがグラウンドに乱入することがたびたび。負けた腹いせにビンや缶が投げ込まれることも。球場は甲子園をモデルにしており、外野は最後まで・・・

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