ここまでは主にプロ野球の球場をたどってきたが、今度はアマチュア球界の戦地をクローズアップしよう。名門高校のグラウンドを、OB選手の思い出とともに紹介する。 フェンスや防球ネットなどは、部員が補修するのが伝統だ
プロOB多数のメリット
「甲子園で勝つよりも、神奈川で勝つほうが難しい」と言われるのが、激戦区・神奈川の高校野球だ。その神奈川で県勢最多、春夏計34度の甲子園出場、5度の優勝を誇る横浜高は、“平成の怪物”
松坂大輔(
中日)ら、数多の一流選手を輩出している。
学校から約10分の距離にある長浜グラウンドが1987年に完成するまでは、校庭が練習場所だった。現在の野球部専用球場は、両翼95メートル、中堅123メートル。左翼後方には室内練習場。寮は学内にあり、主要施設が集中している環境で、野球と学業に集中できる。
また、OBからの野球用具等の寄贈も多く(下記参照)、最近では・・・
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