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【検証】DATAでCHECK!

数字から見る序盤戦の焦点 その3 ヤクルトの連敗はなぜ止まらなかったのか?

 

いよいよ交流戦。それぞれのチームは50試合前後を消化しているが、ここでは5月29日現在で一度区切り、3つのテーマについて記録から検証していきたい。

小川監督も暗い表情が続く


 5月30日、広島戦(神宮)に0対13と惨敗し、17年7月以来の14連敗となったヤクルトだが、ここでは締め切りの都合上、29日までの13連敗中の分析とする。

 連敗前の5月12日までと14日以降で比較すると打率は.248が.228、得点圏に限れば.246が.173となる。連敗の13試合中ホームランは15本だからペースは落ちていないが、うちソロが11本と効率が悪く、1試合平均得点も4.9から3.3に減少している。青木宣親山田哲人バレンティンは連敗中にも3者連続弾を放ったが、これもすべてソロ。個人成績を見ると、青木のみ打率.340と好調を維持しているが、ほか主力の3割台はいない。

 攻撃陣だけを責められない。それまでの防御率4.15から連敗中は・・・

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