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吉田正尚コラム テーマ「道具」

 


道具を選ぶポイント


 交流戦も終盤にさしかかり、シーズンも折り返し地点が近づいています。開幕から2月半が経過。ほぼ毎日、試合を行う中で、これまで話してきた“技術”や“考え方”は、当然大事になってきますが、そこに加えて自分のプレーを支え、パフォーマンスを最大限に発揮してくれるのが道具。打撃はバットで打ち、守備はグラブでボールを捕球する。野球は道具がないと成り立たないわけですから、約6カ月続く長いペナントレースを戦う中で、この道具選びも大きなポイントになるんですよね。

 僕は基本的に1シーズン道具を変えることはありません。シーズンが終わったあとに、その年の自分のプレーを振り返りながら、道具も改良を重ねていきますが、一番大事にしているのは“感覚”。手にしたとき、身に着けたときに、どれだけ“しっくりくるか”ということです。違和感を覚えるようではプレーに集中できませんからね。

 だから、シーズンを通してグラブは1つだけ。キャンプ前から新調した1つのグラブを使い続けています。ただ、スパイクは複数あるんです。基本的に下の写真のように、歯のスパイクを使っていて、腰をケガしたこともあり、カカトからつま先までの足裏全面にクッション性の高い素材を入れたり、インソールを工夫したりしていますが、札幌ドームの守備のときだけはランニングシューズのようなポイントのものを履いているんです。理由は・・・

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