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12球団交流戦通信簿

ヤクルト・再浮上の機運高まらず……/12球団交流戦通信簿

 

今年の交流戦もソフトバンクが強かった。通算8度目の勝率1位。この号の締め切り6月23日現在、まだ全日程は終了していないが、ここで12球団の戦いを検証してみたい。

先発陣が早い回に崩れ、救援陣に負担が掛かるという負の連鎖が続く


 昨年、球団初となる勝率1位を成し遂げた交流戦だが、それも過去の話。今季はレギュラーシーズンの悪い流れを引きずるように、下位に低迷した。6月22日のロッテ戦(神宮)では先発・石川雅規ら投手陣5人が計8失点。シーズン折し返しの72試合目にして今季ワーストを更新する借金16に到達してしまった。小川淳司監督は「ホームランを4本打たれたらそうなってしまう」と、これまでと同様に投手陣が崩壊して喫した敗戦を嘆いた。

 交流戦前までに球団ワーストタイとなる16連敗を喫し、12カード連続勝ち越しなし。坂口智隆バレンティンと一時離脱していた故障者が戻ってきたものの・・・

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