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選手の肖像インタビュー

西武・外崎修汰インタビュー 果てない向上心 「自分の力で打てたという思いがあまりない」

 

まばゆい輝きを放っている選手たちの“今”を切り取る不定期連載インタビュー。第4回に登場するのは強力なライオンズ打線の三番として勝負強い打撃を見せている男だ。開幕からセカンドに挑戦しながら戦う背番号5の心内とは――。
取材・構成=小林光男 写真=榎本郁也(インタビュー)、BBM


不振を脱却して三番へ


 最悪のスタートだった。今季開幕、3月29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)。「六番・二塁」でスタメン出場した外崎修汰は4三振を喫した。昨季、打率.287、18本塁打、67打点を挙げて優勝に貢献した打撃に狂いが生じ、開幕3連戦は1安打のみ。チームも開幕3連敗とスタートダッシュを決められなかった。

「去年、ある程度の成績を残すことができましたが、今年は初めて開幕からセカンドとして臨むシーズンとなったので余裕を感じることはほとんどなかったです」

 3年目の2017年、一軍に定着した外崎だが「3年続けて結果を出してレギュラー」という思いがあり、当然油断することはなかった。自主トレ、キャンプとトレーニングに明け暮れ、しっかり準備してシーズンに入ったつもりだ。

 しかし・・・

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