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CS進出争い最終局面

楽天・頼みの二本柱がまさかの大苦戦。新戦力中心の強力打線で勝負

 

一時は3位から上位をうかがう好位置につけていたが、肝心のソフトバンク西武との3連戦にいずれも負け越し。ロッテにその座を奪われてしまった。CS進出へ正念場を迎えている。
※成績・記録は9月8日時点

先発陣の柱として期待された岸だったが、アクシデントが相次ぎ勝ち星を伸ばせていない


先発陣に異変


 開幕前に絶対的エースである則本昂大が右ヒジ手術のために離脱し、開幕投手を務めた岸孝之もその試合で左太もも裏を痛めて緊急降板。いきなり先発の二枚看板を失う苦しいスタートとなった。岸は5月下旬に復帰したが、その後も体調不良で再離脱。2勝5敗と本領発揮にはほど遠い。則本は7月に復帰後9試合に登板も、3勝5敗となかなか勝ち星を伸ばすことができない。

 その中で先発ローテーションの中心的役割を演じているのが左腕・辛島航だ。防御率4.19とやや安定感を欠くものの、ここまで9勝はチームトップの数字。自身初の2ケタ勝利は目前だ。また、昨季7月に支配下に返り咲いた石橋良太の働きも光っている。中継ぎスタートも5月から先発起用されると、美馬学と並ぶチーム2位タイの7勝と貢献度は高い。

 ただしこれらに続く先発がやや心もとない。ルーキー左腕の弓削隼人は3勝と健闘を見せるが・・・

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