週刊ベースボールONLINE

2019惜別の男たち

たくさんの感動をありがとう 広島・永川勝浩&赤松真人&エルドレッド

 

ある意味、イチローの引退から始まった2019年シーズン。まだ戦いは終わっていないが、すでに自ら引退を明らかにした選手も少なくない。今までの彼らの勇姿を思い出しつつ紹介してみたい。
※記録は9月15日現在

永川勝浩 チーム苦闘時の守護神



 チームが苦しい時代に守護神としてマウンドを守り、球団最多の通算165セーブをマークしたリリーバー。左足を大きく上げた独特のフォームで、長身から投げ下ろす球威のあるストレートと、落差の大きいフォークを武器にしたピッチングが持ち味だった。亜大からドラフト自由獲得枠で入団した2003年に25セーブ。一時中継ぎに回ったが、06年に27セーブを挙げると、07〜09年には3年連続30セーブ以上をマークした。ここ数年は、右の内転筋や左ヒザなど下半身に故障が発生し、フル回転とはいかない状況が続いたが、一軍登板なしに終わった2017年の秋に左ヒザのクリーニング手術を受けた後、18年には一軍マウンドに復帰し、勝負どころの夏場に好リリーフを見せるなど2勝、念願の胴上げ、ビールかけに参加・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

HOT TOPICS

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング