昨年のドラフト会議では明暗が分かれた。四国アイランドリーグplusは育成枠1人のみ、BCリーグは育成枠4人を含む6選手が指名を受けた。厳しさは承知の上、それでも夢をあきらめない独立リーガーの中から、この秋のドラフトに向けた注目選手を紹介していこう。 ※成績は9月10日現在 取材・文・写真=岡田浩人 新潟に上・横の右2枚。ともに153キロを誇る
昨年までの12年間で、BCLからは41人(育成含む)がドラフト会議を経てNPB入りを果たしている。昨年指名を受けたのは支配下2人、育成4人の計6人。この6人という数は、2018年から2年連続での過去最多である。
3年連続の指名6人、さらにはその上を目指してBCLは果敢に手を打っている。毎年秋に実施していた、ドラフト候補選手を集めてのBCL選抜とNPBファームとの交流戦を今季は6月にも実施。シーズンの早い段階から、スカウトに有力選手の力をアピールしている。
その中で6月の選抜メンバーに選ばれ、
DeNAファームを相手に1回3三振を奪い、注目を集めたのが埼玉武蔵の松岡洸希(桶川西高)である。右横手からの最速145キロの直球とスライダーにキレがある。今春入団直後に
片山博視コーチ(元
楽天)の助言で横手投げに転向。中継ぎで32試合に登板した伸び盛りの19歳で・・・
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