1年目のフォーム固めが奏功
JR東日本には、投手が育つ土壌がある。
太田龍は入社1年目に
田嶋大樹(現
オリックス)、2年目は
板東湧梧(現
ソフトバンク)とエースの背中を見てきた。
鹿児島・れいめい高時代から最速149キロの大型投手として注目を浴びた。都城高・
山本由伸(現オリックス)、九産大九産高・
梅野雄吾(現
ヤクルト)と並び「九州BIG3」と騒がれた。3年夏の甲子園出場をプロ志望届提出への目安としていたものの、県大会準々決勝敗退。だが、結果として提出を回避した理由は、同夏に右ヒジを痛め「仮に指名されても焦るだけ。レベルの高い社会人で3年間プレーして、上位指名でプロへ行く」と、ビジョンを描いていたからだった。
しかし・・・
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