16年ぶりセンバツに寄与
2018年ドラフトは高校生遊撃手が大豊作であった。報徳学園高・
小園海斗(
広島)に4球団、大阪桐蔭高・
根尾昂(
中日)に4球団が競合。また、第2回入札(外れ1位)では天理高・
太田椋(
オリックス)が指名されている。
昨年のドラフト対象である、この3人の中に入っても「No.1」と、
森敬斗に太鼓判を押していたのがオリックス・
由田慎太郎スカウトだった。桐蔭学園高(のち早大)の先輩という関係性だからではない。純粋に、将来性の高いプレースタイルに惚れ込んでいた。
「スピードが違います。持っている能力が違う。小力もあるんです。外れの1位、2位では指名される存在だと思います」
一躍、森がその名を高めたのは昨秋の関東大会である。優勝候補と言われた常総学院高との1回戦で逆転サヨナラ満塁本塁打。また、春日部共栄高との決勝では決勝アーチを含む2本塁打を放ち、24年ぶり優勝の立役者となった。
そして16年ぶりに出場したセンバツでは初戦敗退(対啓新高)も3安打を放ち、全国舞台でも変わらぬシュアなスイングに、ネット裏で視察したNPB12球団のスカウトは評価を高めた。
その魅力は・・・
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