待望の右スラッガー
「四番・サード」の響きが良い。右のスラッガーが待望視される昨今のプロ野球界で、
石川昂弥は貴重な存在と言える。あるベテランのNPBスカウトがこう話したことがある。「150キロの好投手は毎年のように出てきますが、野手はそうもいかない。『候補選手』が出てきた際には確実に指名しておくのが得策です」。
投手は例えば、先発投手であれば週に1回の登板。プロ野球におけるレギュラーシーズン143試合の長丁場を見据えた場合、やはり、チームリーダーは常に試合に出続ける野手が望ましい。高校通算55本塁打を誇る石川には、それだけのポジションを任せたくなる潜在能力を秘めている。木製バットでも飛距離は金属以上に・・・
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